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招き猫は猫が前足をあげ、頭をかく動作が人を招く手振りを
連想させることから商売繁盛のシンボルとなったもの。
古い説に、江戸の開祖ともいえる武将太田道灌の話と世田谷豪徳寺の彦根藩
主井伊直弼にかかわる話があります。いずれも猫が招き導いて窮地を救ったことにより、
猫が人々の好運を招くとても縁起のいい動物として可愛がられたことが
「招き猫」のはじまりと云われている。 |
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右手を挙げた猫は、『金招き』、左手を挙げた猫は『人招き』と云われている。
招き猫の色によってご利益が違います。 |
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白⇒開運招福 |
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黒⇒厄除安全 |
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黄・金⇒金運繁栄 |
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赤⇒病除長寿 |
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ピンク⇒恋愛成就 |
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『常滑焼招き猫』(愛知県常滑市) |
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『瀬戸焼招き猫』(愛知県瀬戸市) |
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二頭身のふっくらした体つき、大きな目、しっかり抱えた小判。
スタンダードな招き猫といえば『常滑焼』。日本一の生産量を誇り、海外にも幸福の使者として輸出されている。 |
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スラッと細身で本物の猫のプロポーションに近く、清潔感のあるなめらかな磁器の肌。クラシックな印象の瀬戸焼だが、最近はそれだけにとどまらず、さまざまなデザイン招き猫が誕生している。 |
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『九谷焼招き猫』(石川県寺井町) |
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『有田焼招き猫』(佐賀県有田町) |
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九谷焼の招き猫は、持つとずっしり。この重みはそのまま伝統工芸品の歴史の重みかも知れない。磁器の肌に五彩や金の絵付けが華やかで人気がある。
古いもの、大きいものほど眼光鋭い「オトナ猫」の貌をしている。
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九谷焼とよく似たすらりとしたプロポーションの磁器に、蝶や花など美しい文様を散らした女性的な招き猫が代表的。招き猫に関する限り有田焼と伊万里焼は基本的には同じものである。
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招き猫の挙げた手が耳を越して上に出ているものを『手長猫』と呼んで珍重され、
手が長ければ長いほどパワーが強く、大きな福、遠くの福をぐいぐい招き寄せる。
耳より下に控えめに挙げた手なら、逆に身近な福をつかむことができる。 |
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